立ち仕事の多い水虫は消毒できる?

立ち仕事立ち仕事の方に多いと言われているのが水虫です。
なぜ、立ち仕事だとなりやすいのかというと、水虫の原因である白癬菌の性質に理由があります。
白癬菌は高温多湿を好むカビの1種です。

立ち仕事だと常に靴を履いている状態となります。
通気性の悪い靴下や靴を履いていると、どうしても靴の中は蒸れてしまいがちです。
この状態だと白癬菌が活発に活動しやすく、より感染しやすくなるのです。
このような事から立ち仕事だと、水虫になりやすいと考えられています。
ただ、しっかり消毒をすれば予防する事は可能です。
白癬菌はアルコールやヨウ素剤、オキシドールといった消毒薬で除菌できます。
不特定多数の人が利用する場所は、白癬菌を含んだ角質が散りばめられている状態です。
素足で歩いたとすると白癬菌が足の裏に付着している恐れがあるので、アルコールで消毒するという対策法はお勧めです。

しかし、1度白癬菌に感染してしまうと、いくら消毒しても水虫を治す事はできません。
白癬菌は皮膚に付着した後、ケラチナーゼというタンパク質を溶かす酵素を出しながら、角質層の奥深くにまで感染を拡大していきます。
皮膚表面や比較的角質層の浅い部分に感染しているという場合、洗い流したり消毒する事で白癬菌を死滅できます。
しかし、角質層の奥には消毒液は浸透できないので、水虫を治す事もできないのです。

水虫を発症すると皮膚がジュクジュクとただれる、剥ける、赤く小さい水疱ができる、強い痒みといった症状が現れるようになります。
このような症状を感じたら消毒で対処する事はできないので、早めに皮膚科を受診しましょう。
皮膚科では白癬菌を除菌できる、抗真菌薬の外用薬や内服薬によって治療を行います。